夏の夕べの星祭り☆~七夕の起源と日本三大七夕まつり~

まだまだ梅雨の最中と言った今日このごろ、しかし暦の上では確実に夏が来ています。
梅雨について詳しく知りたい方はコチラ⇒『もうすぐやってくる「梅雨」。2017年の「梅雨入り」は?持っていると便利な雨具も御紹介。

7月7日は七夕。子供の頃、笹にたくさんの短冊や飾りを吊るして織姫(おりひめ)と彦星(ひこぼし)に願いごとをした方や各地で催される七夕祭りに出掛けられる方も多いのではないでしょうか?

七夕は『たなばた』または『しちせき』とも読み、古くから行われているお祭り行事。雛祭りや端午の節句と並ぶ、一年間の重要な節句をあらわす五節句のひとつです。

★本来は神事だった棚機

そもそもは『棚機』と表されていた『たなばた』。その起源は古い禊の神事で、選ばれた乙女『棚機女(たなばたつめ)』が川などの清らかな水辺にある機屋(はたや)にこもり、着物を織って棚に供え、神様を迎えて秋の豊作を祈ったり、人々の穢れを払うというものでした。
その際使用された織り機を『棚機』と言っていました。

やがて、仏教の伝来と共に中国から伝来した行事『乞巧奠(きこうでん※)』と合わさって、お盆を迎える準備として7月7日の夜に行われるようになりました。現在の『七夕』という当て字で『たなばた』と読ませるようになったのもここから来ていると言われています。

★『※乞巧奠(きこうでん)』とは~織姫と彦星の伝説誕生と願い事のルーツ

中国では琴座のベガと呼ばれる織女星は裁縫の仕事を、鷲座のアルタイルと呼ばれる牽牛星は農業の仕事を司る星と考えられていました。この二つの星は旧暦7月7日に天の川を挟んで最も光り輝いて見えることから、中国でこの日を一年一度の巡り合いの日として有名な織姫と彦星の七夕のストーリーが作られました。


この牽牛と織女の二星を祀って機織りや裁縫が上達するように旧暦7月7日に祈る風習が生まれました。庭先の祭壇に針などを供え、星に祈るこの行事は『乞巧奠』と呼ばれ、やがて機織りや裁縫だけではなく芸事や書道などの上達をも願う祭りとなりました。
これが現在の様々な願いを短冊に託すという七夕の原型です。

★日本の三大七夕祭り

今では日本各地で大小様々な七夕祭りがありますが、日本の三大七夕祭りとされているのは、以下のお祭り。

・仙台七夕まつり(宮城県仙台市、8月6~8日)
・湘南ひらつか七夕まつり(神奈川県平塚市、年によって開催日が異なる。今年は7月7~9日)
・安城七夕まつり(愛知県安城市、8月の第一週の金曜~日曜)

仙台七夕まつりは昭和2年から、平塚と安城は昭和20年代から、商店街の復興や戦後復興の目的で始まった祭りのようです。それぞれ吹き流しや竹飾り、ライトアップなどで彩られる、美しい祭りです。

またこんな記事も見つけました。
七夕の願いごとは、金箔の短冊に』YAHOOニュースより
高岡・戸出七夕まつり開幕 開町400年祝う飾り並ぶ』YAHOOニュースより

 

★最後に

今年の7月7日は、果たして星空は臨めるのでしょうか?
たとえ織姫と彦星が見えなくとも、昔の風習に思いを馳せて、年に一度くらい星に願いを託してみるのもいいかもしれませんね。

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